さくま歯科

予防とは

予防とはどういうことでしょうか。この絵を見て、何かおかしいと思いませんか?

水が出しっぱなしで、一生懸命あふれた水を拭いています。 悪いところだけを見て、いくら拭いても、元栓を閉めないままだと問題は改善しません。 原因である元栓を閉めることで、問題が改善します。

むし歯も、詰め物をしたり、被せただけでは再発を繰り返すことになります。むし歯の原因すなわち病気の元栓を閉めない限り、治療をしても、再発を繰り返すことになります。そのために原因を知り、元栓を閉めてむし歯の発症を予防することが最も重要です。

むし歯はどのようにしてできるのでしょうか?

毎日丁寧に歯磨きをしているのにむし歯になってしまう人もいれば、あまり磨かなくてもむし歯にならない人がいます。むし歯の原因には主に4つあります。これらを上手にコントロールできれば虫歯を予防することができます。原因によって、予防方法も人それぞれ違います。

ムシ歯ができる原因

毎日、3回歯を磨いているのにムシ歯ができてしまう人もいれば、毎日歯を磨いていないのに今までムシ歯ができたことがない、という人もいます。何が違うのでしょう。

それは、ひとりひとりムシ歯発生のリスクが異なるためです。

歯の質、ムシ歯菌、食べ物、時間の4つの要素が重なり合って虫歯は発生します。

4つの要素が重なり合う面積を少なくすることで、ムシ歯を予防することができます。

ムシ歯の原因となる4要素

歯の質 歯の強さ、唾液の力など、(歯並び)
食べ物 砂糖を含む食べ物、飲み物、間食の回数、いわゆるダラダラ食いをしているかなど
ムシ歯菌 歯垢(プラーク)の付着、ミュータンス菌がどのくらいいるか、など
時間 上の3つの要素が重なる時間

▶︎歯の質を改善するためには

クリニックでのフッ素塗布、シーラント、自宅でのフッ素入り歯磨き、フッ素洗口、フッ素ジェルなどを行うことをおすすめします。

▶︎ムシ歯になりにくい食生活とは(食べ物)

砂糖を含む食べ物や飲み物の摂取が多い食生活、多い間食回数はムシ歯の発生リスクが高まります。砂糖を含む食事や飲み物を減らし、間食は1日1回、多くとも2回にすることが重要です。患者様のそれぞれに適した食生活をご提案いたします。

▶︎ムシ歯菌を減らすには

正しい歯磨きを行い、歯垢(プラーク)の磨き残しを減らすことが重要です。当クリニックでは積極的に歯磨き指導(TBI)を行っています。また、フッ素によりムシ歯菌の出す酸を産生を抑えることができます。

大切な歯を守るための予防歯科

ムシ歯のない健康な歯をつくるために

大人の歯に生え変わる大切な時期に、お子さんの健康管理をしっかり行うことで、ムシ歯のない健康な歯、良い噛み合わせを保つことが可能です。健康できれいに整った歯は一生の財産です。

当院では治療が終わりましたら、お子さんの歯を強く丈夫な歯に育てるためのプロのケアを行います。これらの治療は健康保険適応になります。

治療法について

歯磨き指導(TBI)

小さいお子さんは、親御さんの仕上げ磨きが重要です。染め出し剤を使用しながら、磨き残しをチェックします。

フッ素

フッ素を使って歯の質を高め、ムシ歯菌の状況を改善させることで、ムシ歯予防効果があらわれます。医院でのフッ素塗布の他に、ご家庭で行うフッ素入り歯磨剤、フッ化物ジェル、ムシ歯予防ペースト(MIペースト)をお子さんの状態に合わせてご提案しています。これらのものは大人にも効果が高いものです。

シーラント【保険適応】

奥歯に行うことをおすすめします。生えたての6歳臼歯、12歳臼歯は一番奥に位置するため、歯磨きにしにくく、ムシ歯になりやすいためです。また、乳歯の奥歯は小学校高学年まで生え変わりしません。3歳~4歳くらいの時期にシーラントを行い、生え変わりまでいい状態で噛んでいただくことをおすすめします。

▶︎シーラントってなんですか?

ムシ歯になりにくい、きれいな永久歯にすることが目的、目標です。特殊なプラスチックを溝の深い部分にコーティングします。歯を削ることがないので、痛みはありません。

▶︎ムシ歯になりやすい溝

 複雑な溝につめられたシーラント

乳歯の奥歯、永久歯(特に6才臼歯、12歳臼歯)はとても凹凸していて、深い溝があります。

溝にバイ菌がたまりやすく、歯磨きしても食べかすが残りやすいので、そのまま放ったままにしておくと、ムシ歯の原因となってしまいます。

ムシ歯になる前に、歯の深い溝の部分をバイ菌が入らないように埋めると、ムシ歯の予防になります。「シーラント」は歯の溝をきれいにして埋めるだけですので、とても簡単です。

ただし、シーラントをした歯が絶対にムシ歯にならないというわけではありません。

毎日のていねいな歯磨き、食事のコントロール、フッ素を用いることなどを行っていくことによってより効果的にムシ歯を予防することができます。

定期的に検診を受けましょう。シーラントは永久的ではありませんので、定期的にコーティングしなおす必要があります。

キシリトール

キシリトールは天然の代用甘味料です。歯を溶かす酸を抑制させ、細菌の繁殖を抑えることで、ムシ歯の発生を抑制させることが可能です。

ムシ歯ができる原因

むし歯はどうしてできるのか。

お口の中にいる細菌(ミュータンス菌)が砂糖を利用して、歯の表面に水に溶けにくいグルカンと呼ばれるネバネバした物質を作ります。このネバネバした物質が歯垢(プラーク)です。

この歯垢は細菌の住処となり、細菌が繁殖して酸を作り、その酸が歯の表面を溶かしムシ歯になります。

さくま歯科では丁寧でいたくない治療を目指し、常に患者さんの

お口の中の状況やご要望を十分にお聞きしてから治療を開始いたします。